機械・家電
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機械・家電系の折り込みチラシも比較的目にするような気がしますが、資料館を見ても実例が少ない事が分かります。量販店のチラシが多いので勘違いしてしまうのかも知れません。家電はテレビCMや店頭のカタログには力を入れていますが、ここ数年の折り込みに家電系の折り込み広告は非常に少ないのは事実です。工業製品としての広告だと眼鏡や、補聴器などをたまに見るくらいです。日本のメーカーも、もっと力を入れて家電の広告を入れる様になれば工業製品も売れるでしょうし、デザインもセンスアップする事は間違いないと思います。以前の日本製品はデザインに力を入れていましたが、低価格競争でデザインにも広告にも力を入れない現状はいつか破綻が来ます。現時点での途上国がいつかイメージを重視した広告を出してきた時に慌てない準備だけはしておきたいものです。
工業製品の広告は性能に目を向けられがちですが、デザインフォルムはとても重要です。広告では既に作られた製品を元に広告を作るので、口出しは出来ませんが、製品の使用シーンよりも各部分のクローズアップが製品の特徴を現し、魅力的な広告になります。